カテゴリー: 就職

外国人のタイ就職ガイド(2)

Posted on 2018-07-21 by

前回に引き続きタイ就職ガイドを紹介します。外国人にとって仕事の探し方などを紹介します。

教師
外国人にとっては、タイ最大の就職市場です。英語教師は、小学校、高校、また職業訓練や大学で需要があります。プライベートやインターナショナルスクールも、ネイティブの英語教師が必要です。日本語教師は、英語教師に比べると需要が少ないものの、日本語をゼロから勉強する教育法が出来たり、タイ語が話せたりICTの知識があったりすれば、英語教師よりも給料が高いです。

タイの教師の初任給は大体25-50,000バーツです。インターナショナルスクールは、教育学位のある教師にはより高給を支払います。教師は、個人家庭教師を行えばさらに稼ぐ事ができます。

多くの外国人は、公式認定コースがあるので、特にバンコクやプーケットで、英語教授法の学位を取得しています。韓国語や中国語のネイティブスピーカーは、タイの学校で仕事を探すこともできます。

大使館や領事館
外国人職員は、外国の大使館や領事館によく設置されます。自分の国籍の大使館や領事館で募集しているポジションがあるのか探す事から始めるのが最善です。

科学技術
タイでは、科学技術分野での仕事の機会が数多くあります。シニアウェブ/ソフトウェアデベロッパーは、月額100,000バーツの給与の仕事を探す事ができます。

国際企業
自分の国の多国籍大企業で勤務しており、その企業に対拠点がある場合には、移動を申請できるかもしれません。これは自分の国での給与とほぼ同じ額で移動ができるので、理想的な状況です。タイの生活費は低いので、よい暮らしを楽しむ事ができます。

これが叶わない場合、外国人でもタイ企業の仕事を探す事ができます。タイの大企業は、ファイナンスとアカウンティングのマネージャーを探しています.大企業は時々、特に経験豊かなエンジニアへのポジションをあけています。

観光業
タイは魅力的な観光業界をもっています。タイ語を母国語とする人向けにツアーガイド等、いくつかの仕事があります。しかし、経験方法なスタッフが必要とされているので、外国人も高級ホテルで仕事を見つける機会があります。ホテルマネジャー、シェフ、ダイビングインストラクターなどの仕事です。後には、PADI(スクーバダイビング教育機関)の認定証が必要になります。

カスタマーサービス
ドイツ語、ノルウェー語、イタリア語、フランス語等のヨーロッパ言語が堪能なら、カスタマーサービスセクターの仕事を見つけることができます。そのような仕事は夜勤があるようなコールセンターの仕事があります。

仕事を探す

インターネットはタイで仕事を探す際にもっともよい方法です。以下に、検索に役立つウェブサイトをいくつか紹介します。

キャリアリンクタイランド:日本人求人情報に特化したサイトです。特にバンコクやバンコク郊外、チョンブリー県に強く、工業団地の求人情報が充実しています。

Craigslist Thailand:本業を探す人向けではありませんが、求職に役立ちます。ファイナンス、科学技術サポート、マーケティングなどの基本カテゴリーがあります。フリーランスの仕事を探すのに適しています。掲載は無料でできるので、他の求職サイトよりも早く進みます。

Jobs DB Thailand:ポジション、場所、仕事内容、給与等、検索方法をカスタマイズできる、タイでとても頼りになるウェブサイトです。アラート設定し、掲載された仕事内容が希望に沿った際のアラート設定も出来ます。

Linkedin:リクルーターが応募者に迅速に返事を出すことができ、会社のキャリアページから簡単に応募することができる便利なサイトです。過去の仕事の検索結果からジョブアラートを設定することもできます。Linkedinはミドルからハイレベルのマネージメントの仕事を探すのに特に適しています。よく掲載される仕事内容は、ホスピタリティ、マーケティングやファイナンスです。

採用企業が候補者を積極的に探している際、ある特定のキーワードがいくつかあります。わかりやすいのは、あなたが得意とする分野の特定技術です。しかし、ギャップ・イヤーやリフレッシュ休暇の際の旅行経験などの珍しいことでも、新しい国へ移住する意志があることを伝えることができます。採用者は、ボランティアやクラブ等の履歴書に書いてある機関名も見ています。LinkedInにはプレミアムアカウントがあり、ネットワーク外の人間にもコンタクトすることができ、これはリクルーターに直接連絡を取る事ができるということです。

Work venture:タイでは比較的新しい仕事の掲示板です。当初は、ローカル市場に注目した、インターンシップや学生向けの仕事を掲載していましたが、次第にタイでのプレミアジョブサイトとなっていきました。

Besides generic job websites, there are also many that are industry-specific.
一般のジョブサイトの他に、業界に特化したものも多くあります。

ReliefWeb:タイを含む世界中のNGOの仕事に興味がある人向けの掲示板で、様々なレベルの仕事、インターンシップからシニアレベルまでの仕事を掲載しています。

Ajarn.com:教職を求める外国人には素晴らしいサイトです。教職者が自分たちでサイトを運営し、求職、ニュース、フォーラム、その他役に立つ情報を掲載しています。

Marketing Oops!:このタイのウェブサイトはデジタルマーケティング部門にサービスを提供しており、特別な仕事掲示板があります。

タイNGO:タイの開発事業に関わっている外国人は数多くおり、このサイトはそのような仕事を抱括的に掲載しています。しかし、仕事はローカルと外国人向けであるにも関わらず、サイトはタイ語です。

Foreign Correspondents’ Club of Thailand:出版関係の雇用機会を探す事ができます。メンバー登録すれば、週間アップデートや、主にミドルからハイマネージメントレベルの求人情報を得ることができます。

仕事のウェブサイトの他に、イベントやMeetupもネットワークに有効です。タイはあらゆる国との共同商工会が世界中にあり、定期的に会合やイベントがあります。メンバーになることで、重要イベントに割引価格で参加することもできます。欧州の商工会もあり、タイの色々な町でイベントを開催しています。

ジョブフェアはネットワークを作り上げるもう1つの方法です。例えば、インターナショナルスクールでの教職の仕事が見つかる教育フェアなどがあります。

外国人のタイ就職ガイド(1)

Posted on 2018-07-16 by

タイの外国人コミュニティは多種多様であり、学生から定年を迎えた年代までいます。外国人のプロフェッショナルが見つけることのできる殆どの仕事は、首都バンコクにあります。

タイの魅力の1つは、美しい自然の風景に強調された、ゆったりしたライフスタイルです。タイの経済は、砂糖や米の農産物を世界中に輸出する業者のビジネスに頼っています。

タイ国民は、数千年も前の豊かな遺産と文化を誇りに思っています。タイは東南アジアで唯一、植民地になったことのない国です。

タイに入国する外国人はタイビザが必要です。目的と期間に応じて、様々な種類のビザがあります。観光ビザは60日まで、その後、30日延長する事ができます。観光ビザを所有している場合には、ビジネスを持ち込むことは禁止されており、ビザの期間中、職についてはいけません。

タイビザの種類とビザの取得方法
タイのビザについて詳しく書かれていますので、詳しく知りたい方は上記のリンクをクリックしてください。

タイでビジネスをしようとする外国人は、90日のシングルエントリー、もしくは、1年のマルチプルエントリーどちらかのビジネスビザが必要です。また、90日のシングルもしくは1年のマルチプルエントリーの学生ビザも発効されています。リタイアメントビザは50歳以上で、65,000バーツの年金受給者が取得可能です。このビザは、タイの銀行口座に800,000バーツ以上の貯金がある場合でも付与されます。

タイ国籍の人間と結婚した場合の結婚ビザというものもあります。結婚ビザの条件は、合計収入が40,000バーツあること、配偶者のIDカード、戸籍、結婚証明所があることです。

入国前
高収入の仕事を求める場合には、雇用者はタイ国外にいる応募者を好む傾向があります。仕事検索をタイ入国前に行う事ができます。これは収入の低い種類の仕事にはあまり方法です。海外の応募者を探す雇用者は、LinkedinやJabsDBのような、タイに限定しないサイトに募集広告を載せます。そのような仕事に見合う外国人は、スカイプを通じて面接を行います。最終面接候補に選ばれれば、最終面接の為にタイにくることができます。

条件
語格教師の仕事を求める人は、英語もしくは他の外国語を流暢に話す能力以上は特別な条件がないかもしれません。

STEM(科学・技術・工学・数学)学位やビジネススクールの学位は、仕事の機会を探す際に得に役に立ちます。

医療分野の専門家は独立診療は行えないかもしれませんが、研究職につくことができます。似たように、弁護士は弁護士会に所属することは出来ませんが、法律事務所でコンサルタントとして働くことができます。

メディア企業、学校、NGOでは、大学卒業証明がなくとも外国人を採用するかもしれません。科学技術分野も大学卒業証明がなくともいいかもしれませんが、最低必要限の技術と5年以上の勤務経験が必要です。経験と技術だけが求められる仕事であっても、大学卒業証明があれば、労働許可書はより簡単に発効されます。

外国人は、タイで安定した仕事につくためにタイ語を話す必要があるのかどうか心配するかもしれません。外国人は、英語とタイ語が主なコミュニケーションである国際的な環境の企業で仕事をよく見つけます。しかし、スタッフミーティングをタイ語で行うことができる外国人は、より簡単に見つける事ができます。基本的なタイの知識があると、仕事検索で重要な役割を果たし、ローカル文化によく溶け込むことができます。

企業の採用基準は、国際色豊かな職場環境に馴染めるかどうかも、大きく関わってくるかもしれません。この点に関しては、少し調査をするだけでとても役に立ちます。タイのビジネス文化、アジアのマネージメントスタイル、同僚との人間関係の作り方、批判の受け方与え方、その他タイで事業を行ううえでの重要なポイント等、調べておくとよいでしょう。

タイへ移住するのにどれくらい時間がかかるのか、内定先企業に提示することも必要です。多くの外国人は3-6ヶ月以内に出国しますので、もし近隣地域で住んだり働いたりした経験があれば、もう少し早く移住できます。この理由で、タイで以前住んだ事がある場合には、仕事はより簡単に見つかります。しかし、必要なスキルをもっていれば、住んだ事がなければ外国人応募者によい仕事の機会がないわけではありません。

タイ政府が、外国人に可能なタイプの仕事に特定の規制を設けているので、タイの就職市場は、外国人に対してあまり開放的ではありません、また、年齢や性別で機会を制限されることもよくあります。これに関しては努力のしようがないので、このような募集広告は検討せず、可能性のある仕事の機会に注目しましょう。

タイの外国人就職ガイド

Posted on 2018-07-07 by

休暇でタイに訪れた人は誰でも、タイで暮らし仕事をする事を、夢のように思うでしょう。しかし毎年多くの外国人が、労働許可やその他の法律に従わない場合、夢が簡単に悪夢に変わる事を経験しています。

労働許可書について

ここ数年、労働許可に関する法律に多くの変更がされ、いくつかの規制は以前よりもさらに強くなっています。

労働許可なしで働くなどということは検討するべきではありませんし、もし不正が発覚すれば、雇用主・従業員共にとって、後々まで影響が残ります。雇用主は、考えもしなかったような責任を負うようになるでしょう。
外国人を違法労働させた場合には、400,000-800,000バーツ/名の罰金、そしてその外国人は2,000-100,000バーツの罰金か、5年以下の拘禁が課せられます。

重要:「違法労働」とは、労働許可なしに働くこと、また自身の労働許可書に記されていない仕事を行うことを含みます。

無節操な雇用主によくある行動として、外国人に許可されていない仕事をさせたり、労働許可が降り辛い仕事内容であるために他のポジションの許可書を取得することなどがあります。
雇用者がどんな理由を示そうと、労働許可書に記されている仕事内容以外のことをしている場合には、違法労働になります。外国人に禁止されている内容でない限り、労働許可書に他の仕事内容を追加することは、比較的簡単です。

外国人に禁止されている仕事内容:

カテゴリーA
1.農業、稲作、塩の養殖
2.商業:国内農作物の国内貿易、土地取引
3.サービス業:会計、家畜の育成、建築、広告、仲買、オークション。床屋、ヘアドレッサー&美容。建設業界。

カテゴリーB
1.農業:ラン科の栽培、耕作、カイコを含む畜産、建築用材の栽培、漁業。
2.産業&工芸:精米。小麦粉作り、砂糖、アルコール&ノンアルコールドリンク。アイスクリーム。医薬品の製造・冷蔵、木材、金・銀そして象眼細工の石、木彫り、漆器、仲人、セメント等。ダイナマイトで岩を崩すこと。衣類&靴の製造。印刷、新聞発行、絹織物、シルクプリント、絹製品の製造。
3.商業:カテゴリーCに含まれない全ての小売り。また、カテゴリーCに含まれないアイテム、飲食物の販売、骨董品やファインアートの貿易。
4.サービス業:ツアー業/管理以外のホテル業、写真、洗濯、洋服の製作とサービス業。
5.土地、水&交通

国内・外資企業共に、タイの雇用法を知らない外国人を利用しようとしています。
労働事務所は通常、労働許可の志願者が応募ポジションに適任者である、もしくは少なくとも関連する経験を持っていることを期待しています。なので、どちらにも当てはまらない場合、企業があなたに代わって労働許可を申請するというシンプルな方法はとる事ができないかも知れません。

タイで働く為に知っておくべき基本的事項をここに述べます:

労働許可書は希望したときにいつでも入手可能であり、雇用主はあなたに渡すことを拒否するべきではありません。

雇用主(誰でも)はあなたのパスポートを保管するべきではありません。殆どの人がコピーを持ち歩くほうが好みますが(こちらも通常認められます)、パスポートは常に肌身離さずもっていましょう。
雇用主が給与から差し引いていたとしても、あなたには所得税が正しく収められているかどうかの責任があります。雇用主が支払わない場合、自分で支払う責任があります。

雇用主が社会保険もしくは他のタイプの健康保険を支払う場合で、しかし支払いが継続されない場合には、給与からその分差し引かれていたとしても、保証は失効します。
雇用主によっては、ビザと労働許可書分の貢献を期待します。これは、雇用からたった数ヶ月後に従業員がやめてしまわないことを保証させる為です。

ビザと労働許可書の手続きは高額であることもあるので、離職率が高い場合には、すぐにコストが積み上がることが予想されます。
企業が従業員にビザと労働許可書の費用を事前に出させ、その後分割で清算することはありうることです。
このような要求を過去にされた場合には、どうしてそのような手順をとるのか、過去に高い外国人離職率であったことがあるのか、それはなぜか、そしてその条件をのむ事ができるかどうか、よく検討する必要があります。

タイで働くにはどんな種類のビザが必要か?

タイで働く人の殆どは、ノンイミグラントBビザを国外で取得し、ビザの期限が切れたときには、そのときの勤労状況によって1年のビザ延長を申請することができます。

ビザの延長には、所得税の支払い、最低賃金その他雇用主が準備する書類を含め、様々な条件があります。タイ国籍の人間と結婚し、結婚ビザがあれば、労働許可を得ることもできます。退職ビザや学生ビザでは働く事はできません。

一般的な職場マナー
タイでは未だ階級制度が一般的であり、上席にあたる者には誰であっても敬意を示す必要があります。

これはあなたの国で通常上司に払う基本的な敬意より高いものです。会社の経営者やシニアマネージャーは、たとえ彼らが間違っていたとしても、決して否定することなく、最高の敬意を払われる事を求めています。これは家族関係−妻、息子、娘、いとこ等にもにも当てはまります。

家族の中に上司のポジションの人間がいる場合には、家族も上司のように扱われることを期待します。いくつかのタイの学校では、高いランクについている教師の子供が学校にいる場合には、他の教師はその子を王子様のように扱わなければいけません。

タイ企業で働いているなら、的を得ておらず、時間の無駄であるような手続きと儀礼が山ほどあるはずですが、この状況はしばらく変わる事がないでしょう。もしタイで働きたいのなら、慣れるしかありません。
どんなに努力しようとも、完璧には埋め合わせることのできない、タイ人と西洋人との溝があります。もしタイの同僚より大分給与をもらっていて、彼らがそれを知っている場合には、嫌悪感を抱き、陰口を言ったり目の前で意地悪なことを言ったりするかもしれません。
タイ語を学ぼうとしているのなら、丁寧に振る舞い、声を荒げたり怒りをあらわにせず、礼儀正しく、どんなサポートでも感謝すれば、あなたの存在感を認め、一緒にいることを好まれるでしょう。特に、彼らの役に立つようなら、常に身近に置いておくかもしれません。

最初に努力してタイの同僚を手助けすれば、タイ人からある種の忠誠心を勝ち取る事ができるかもしれません。
一緒に仕事を楽しんでもらいたければ、真面目になりすぎないことです。タイ人はゆったりした態度を好み、何事も楽しむ事を重視しています。西洋人にとっては馴染みのないことかもしれませんが、それは人生においては素晴らしい見方かも知れません。誰しも職場よりも過ごしたいと思う別の場所がありますが、タイ人にとってはどこであろうとストレスを最小限に抑えて過ごしたいのです。

修業期間が終了したらビザはどうなるのでしょうか?

ノンイミグラントBビザを所有しているのか、就業条件による滞在権を所有しているのかによって、違いがあります。

タイ国外でノンイミグラントBビザを取得した場合には、シングルエントリーであろうとマルチエントリーであろうと、そのビザの期限まで有効です。

滞在延長の可否が就業条件による場合には、雇用の終了によって滞在も終了します。

雇用主から、雇用終了の証明書と労働許可書を労働事務所に提出し、労働許可の中止を申請する必要があります。

そしてタイの移民局に訪問し、タイから出国するか新しく滞在申請を出す準備をするために、7日間の滞在許可を申請する必要があります。

時々、この規制にあてはまらない場合もあります。例えば、他の企業に転職するということを証明できれば、延長が認められるかもしれません。しかしこれは成り行き次第なので、あてにするべきではありません。

最大7日しか延長できないと想定しておくのが最善です。
雇用終了後にタイからでていくつもりなら、以下の手順を正確にすすめる事です。さもないと、退去する際にトラブルを招きかねます。

以下の手順をふまないと退去できない人のリストがあります。

ビザが終わりそうなとき、もしくは再入国許可なしに退去しようとする場合には、入国審査官に不信に思われるかもしれません。

これは、タイでの就業期間によって延長可否が決まる人間が、就業が終わってもなお同じようにビザを延長しようとすることを防ぐためです。

雇用主がタイからでていくもしくは他の仕事に就く為に必要な書類を準備するために十分な時間をみて、しかるべき方法で就業終了の通知することが大切です。

雇用が終了すれば、雇用主はタイでPND91と呼ばれる、所得税に関する書類をあなたに渡す必要があります。これは雇用主が政府に「納税申告書」を提出した証拠です。

滞在延長許可を得る為に必要なことなので、雇用主が提示を拒否する場合には地元の税務局に訪問し、コピーを入することができます。

雇用主があなたの所得税を支払っていない場合にはあなたの責任になりますが、給与から税金が引かれていることを証明する給与明細表があれば、税務局に公式書類を提出することができ、税務局は雇用主に支払うよう追求するでしょう。

企業によっては給与明細を渡していないので、この方法がいつも可能であるとは限りませんが、給与から差し引かれている事を証明する書類をどうにか手にして下さい。

ビザのために書類手続きを行い、適切な給与を支払ってくれる会社を選べば、タイでの暮らし&仕事は素晴らしい経験になります。

滞在延長を得る為に外国人が必要な最低限の給与額は、50,000バーツです。教職の場合には例外がありますが、他の職業はこの決まりです。
Key Visaは特別なタイの労働法に関してのアドバイスはしていませんが、すべての外国人がタイで幸せな滞在をできるよう、様々なサービスを提供しています。

タイでどのように働くか

Posted on 2018-07-03 by

外国人に人気のタイへ移住する事は同時に、求めていたキャリアの切り替えになるかもしれません。

タイで完璧な仕事を見つけるのは難しいですが、機会は数多くあります。タイに移住したいのであれば、将来キャリアチェンジはありうることで、多くの外国人はその決断をしています。新しい生活が落ち着けば、多くの人はタイで働く事に価値がある一方、リラックスした生活を楽しめることに気が付きます。

仕事を得て出社するだけなどという単純なことではありません。外国人が知っておくべき風習や文化の違いがあります。

職を探す

タイで適切な仕事を確保する事は、住む場所にもよります。考慮すべき重要な要素は、タイでビザを取得することはしばしば複雑であるということです。外国人がタイで合法的に仕事をするには労働許可が必要です。ビザは仕事、職務内容や会社名の情報等を含みます。外国人がどんな種類の滞在ビザを所有していようと、労働ビザが必要です。外国人は労働許可を確実に手に入れるために、労働局から、発効までに7日程かかるイニシャル・ビザを取得する必要があります。労働許可を手に入れる為に、2インチの写真、健康診断書、パスポート、雇用を示す書類、学位証明書、タイの住所の提出が必要です。

バンコクのような街で外国人が暮らすための最もよい選択肢は、英語教師です。教育課程の学位をもっている場合には、自分の国での給与と比べても悪くない額かもしれませんし、経験のない教師でも、タイ人程の給与は得る事ができます。

教職は給与以外にも利点があります。外国人にタイ文化へ溶け込む手助けをし、タイ人と直接関わる事もできます。

バンコクでは、大使館での仕事を探す事もできます。沢山はありませんが、バンコクにある殆どの大使館は、時折仕事のポジションがあります。それらの仕事は各大使館のウェブサイトに掲載されていますが、内部候補者に提供されることが多いので、外部からの応募は困難です。

タイへ移住する人の多くは、プーケット、サムイ、ホアヒンなどのビーチを選びます。そのような地域ではホテル業界で働く事が確実です。ホスピタリティ業界の経験があれば、国籍を問わず、タイのリゾートで勤務する事ができます。シェフ、マネージャー、顧客対応、またミュージシャンは仕事の機会が豊富にあります。これらの仕事はキャリア形成に役立ちますが、もっと楽しい人生を求めるなら、タイのホテルでの勤務は、他の忙しいホテルと同じようにプレッシャーが多いということを覚えておきましょう。他の選択肢としては飲食業ですが、給与は低いです。

執筆やジャーナリズムの経験がある人は、フリーランスライター、とりわけ旅行記の執筆としてキャリアをたてられるかもしれません。事業運営は可能なことですが、タイでのビジネスはお役所仕事が数多くあり、弁護士の助けが必要になるでしょう。タイで働く事は一般的に西洋諸国よりもリラックスしており、多くの外国人にとっては適応の努力がかなり必要なことであることを覚えておいてください。

タイの仕事の風習

タイで自分で事業を行うなら、タイがビジネスを斡旋している一方、様々なランクの人が決定事項に関わってくることが沢山あります。強い人間関係を作ることができればより尊敬されるので、ネットワーキングは重要です。

お互いを知る前にビジネスの詳細を話し合う事は礼儀に反するので、最初の打ち合わせは楽しい話だけで終わることが多いです。教養は高く評価されます。有名大学の学位がある場合は特に有利です。タイ人はよく名刺に学位を載せています。交渉は長い間続くでしょう。タイ人が仕事とプライベートを分けて考える事、家族を優先することを理解することは重要です。タイ人が聞きたくないことを言うときには、丁寧にいいましょう。ぶっきらぼうな言い方は失礼です。

タイで使用される言語

タイ語は国中で話されていますが、特にバンコクや有名な観光地では英語もかなり広く使用されています。
ヨーロッパや他のアジアからも訪問者が訪れているので、程度は違えど沢山の国の言葉が使用されています。ビジネスシーンで英語を話せることはもちろん、タイの言葉を少し勉強しておくと役に立ち、また礼儀正しい印象を与えます。

タイ語を勉強することは難しいですが、タイ人はフレンドリーなので、外国人がタイの言葉を数語学ぶ程度なら普通は喜んで手伝ってくれます。しかしタイ語は5つの異なるトーンを使用し、それぞれのトーンで言葉の意味が異なってくるので、もっと深く勉強したい場合には覚悟が必要です。タイ語を読むことは話すことと同じように難しいですが、道の標識はタイ語と英語で表示され、多くの観光地やレストランでは多言語で書かれている場合が多いです。