ライオンはブランド認知を高める為に、タイ初の子供向け映画館を設立

Posted on 2018-06-13 by

ライオンはブランド認知を高める為に、タイ初の子供向け映画館を設立しました。

バンコク−家庭用品メーカーのライオン株式会社が、タイ最大の映画館事業社と協力して、タイ初の子供向け映画館を設立しました。名前はライオンの「こども」からとり、子供向けの製品の認知度を高める目的です。

ライオンは、メジャー・シネプレックスと共同で、5-12歳向けの子供と両親をターゲットに、バンコク東部のバーンナー区にあるメガバンナーショッピングモールにこどもキッズ映画館を開設した、と日本企業が述べています。

この映画館は、84のキャンディーカラーのシングルシートとダブルソファシート、また、ロングスライドや室内プレーグラウンドなどの家庭用娯楽機器を備えています。チケットの値段は200バーツから500バーツ(6.2-15.5ドル)です。

31のインターナショナルスクールと小学校のある地区に位置するこの映画館は、日本の有名な猫型ロボットシリーズのドラえもんを含む、20の映画を今年放映する予定です−一方、ファッションショーや絵のワークショップも開催する、とタイのパートナーは話しています。

タイの消費者にこどもブランドの認知度を高める取り組みの1つとして、ライオンコーポレーション(タイ)は今年のマーケティングキャンペーンに、通常の宣伝費の20-50%を占める、6億バーツを使う予定だと、パーソナルケア商品部門の副統括部長を務める Saipin Prajongpongphan氏は述べています。

このブランドのライオン製品は、東京を拠点とするグループと消耗品を扱う複合企業のサハグループの合弁企業の15-20%売り上げを占める、歯磨き粉、歯ブラシからシャンプーまであります。
東南アジアで2番目の経済国タイの子供向け商品市場が5%成長を期待する一方、今年、ライオンのタイ法人はこどもブランドの商品販売で、2017比20%増の20億バーツの売上を目標にしています。