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タイでどのように働くか

Posted on 2018-07-03 by

外国人に人気のタイへ移住する事は同時に、求めていたキャリアの切り替えになるかもしれません。

タイで完璧な仕事を見つけるのは難しいですが、機会は数多くあります。タイに移住したいのであれば、将来キャリアチェンジはありうることで、多くの外国人はその決断をしています。新しい生活が落ち着けば、多くの人はタイで働く事に価値がある一方、リラックスした生活を楽しめることに気が付きます。

仕事を得て出社するだけなどという単純なことではありません。外国人が知っておくべき風習や文化の違いがあります。

職を探す

タイで適切な仕事を確保する事は、住む場所にもよります。考慮すべき重要な要素は、タイでビザを取得することはしばしば複雑であるということです。外国人がタイで合法的に仕事をするには労働許可が必要です。ビザは仕事、職務内容や会社名の情報等を含みます。外国人がどんな種類の滞在ビザを所有していようと、労働ビザが必要です。外国人は労働許可を確実に手に入れるために、労働局から、発効までに7日程かかるイニシャル・ビザを取得する必要があります。労働許可を手に入れる為に、2インチの写真、健康診断書、パスポート、雇用を示す書類、学位証明書、タイの住所の提出が必要です。

バンコクのような街で外国人が暮らすための最もよい選択肢は、英語教師です。教育課程の学位をもっている場合には、自分の国での給与と比べても悪くない額かもしれませんし、経験のない教師でも、タイ人程の給与は得る事ができます。

教職は給与以外にも利点があります。外国人にタイ文化へ溶け込む手助けをし、タイ人と直接関わる事もできます。

バンコクでは、大使館での仕事を探す事もできます。沢山はありませんが、バンコクにある殆どの大使館は、時折仕事のポジションがあります。それらの仕事は各大使館のウェブサイトに掲載されていますが、内部候補者に提供されることが多いので、外部からの応募は困難です。

タイへ移住する人の多くは、プーケット、サムイ、ホアヒンなどのビーチを選びます。そのような地域ではホテル業界で働く事が確実です。ホスピタリティ業界の経験があれば、国籍を問わず、タイのリゾートで勤務する事ができます。シェフ、マネージャー、顧客対応、またミュージシャンは仕事の機会が豊富にあります。これらの仕事はキャリア形成に役立ちますが、もっと楽しい人生を求めるなら、タイのホテルでの勤務は、他の忙しいホテルと同じようにプレッシャーが多いということを覚えておきましょう。他の選択肢としては飲食業ですが、給与は低いです。

執筆やジャーナリズムの経験がある人は、フリーランスライター、とりわけ旅行記の執筆としてキャリアをたてられるかもしれません。事業運営は可能なことですが、タイでのビジネスはお役所仕事が数多くあり、弁護士の助けが必要になるでしょう。タイで働く事は一般的に西洋諸国よりもリラックスしており、多くの外国人にとっては適応の努力がかなり必要なことであることを覚えておいてください。

タイの仕事の風習

タイで自分で事業を行うなら、タイがビジネスを斡旋している一方、様々なランクの人が決定事項に関わってくることが沢山あります。強い人間関係を作ることができればより尊敬されるので、ネットワーキングは重要です。

お互いを知る前にビジネスの詳細を話し合う事は礼儀に反するので、最初の打ち合わせは楽しい話だけで終わることが多いです。教養は高く評価されます。有名大学の学位がある場合は特に有利です。タイ人はよく名刺に学位を載せています。交渉は長い間続くでしょう。タイ人が仕事とプライベートを分けて考える事、家族を優先することを理解することは重要です。タイ人が聞きたくないことを言うときには、丁寧にいいましょう。ぶっきらぼうな言い方は失礼です。

タイで使用される言語

タイ語は国中で話されていますが、特にバンコクや有名な観光地では英語もかなり広く使用されています。
ヨーロッパや他のアジアからも訪問者が訪れているので、程度は違えど沢山の国の言葉が使用されています。ビジネスシーンで英語を話せることはもちろん、タイの言葉を少し勉強しておくと役に立ち、また礼儀正しい印象を与えます。

タイ語を勉強することは難しいですが、タイ人はフレンドリーなので、外国人がタイの言葉を数語学ぶ程度なら普通は喜んで手伝ってくれます。しかしタイ語は5つの異なるトーンを使用し、それぞれのトーンで言葉の意味が異なってくるので、もっと深く勉強したい場合には覚悟が必要です。タイ語を読むことは話すことと同じように難しいですが、道の標識はタイ語と英語で表示され、多くの観光地やレストランでは多言語で書かれている場合が多いです。

ライオンはブランド認知を高める為に、タイ初の子供向け映画館を設立

Posted on 2018-06-13 by

ライオンはブランド認知を高める為に、タイ初の子供向け映画館を設立しました。

バンコク−家庭用品メーカーのライオン株式会社が、タイ最大の映画館事業社と協力して、タイ初の子供向け映画館を設立しました。名前はライオンの「こども」からとり、子供向けの製品の認知度を高める目的です。

ライオンは、メジャー・シネプレックスと共同で、5-12歳向けの子供と両親をターゲットに、バンコク東部のバーンナー区にあるメガバンナーショッピングモールにこどもキッズ映画館を開設した、と日本企業が述べています。

この映画館は、84のキャンディーカラーのシングルシートとダブルソファシート、また、ロングスライドや室内プレーグラウンドなどの家庭用娯楽機器を備えています。チケットの値段は200バーツから500バーツ(6.2-15.5ドル)です。

31のインターナショナルスクールと小学校のある地区に位置するこの映画館は、日本の有名な猫型ロボットシリーズのドラえもんを含む、20の映画を今年放映する予定です−一方、ファッションショーや絵のワークショップも開催する、とタイのパートナーは話しています。

タイの消費者にこどもブランドの認知度を高める取り組みの1つとして、ライオンコーポレーション(タイ)は今年のマーケティングキャンペーンに、通常の宣伝費の20-50%を占める、6億バーツを使う予定だと、パーソナルケア商品部門の副統括部長を務める Saipin Prajongpongphan氏は述べています。

このブランドのライオン製品は、東京を拠点とするグループと消耗品を扱う複合企業のサハグループの合弁企業の15-20%売り上げを占める、歯磨き粉、歯ブラシからシャンプーまであります。
東南アジアで2番目の経済国タイの子供向け商品市場が5%成長を期待する一方、今年、ライオンのタイ法人はこどもブランドの商品販売で、2017比20%増の20億バーツの売上を目標にしています。

シャム(タイ)の外国人向けの仕事・移住ガイド

Posted on 2018-05-02 by

タイは素晴らしい生活拠点であり、定年退職まで待てないと思う人も多くいます。しかし、就労市場は外国人に対し完璧に開放的なわけではありません。タイで外国人が合法的に働くには労働許可とビザが必要ですし、タイ政府は外国人が就業可能な仕事の種類を定めています。仕事のリストを見れば、タイ人に限定している場合、「雇用主が人種差別主義というわけではありませんが、この仕事に対し外国人には労働許可書が降りない可能性があります。タイでは、英語教師など母国語さえ必要な職業はすぐに見つかりますが、その他にも沢山の外国人向けの仕事があります。

タイで仕事を探す際に気をつけるべきことの1つに、年齢と性別を限定する事は違法ではなく、実はよくあることです。雇用条件に「30歳以下の女性」や「25歳以上の男性」と記されていることは珍しくありません。時には、5年以上の経験者等かつ30歳以下、等のとても限定的な条件がありますが、雇用主はそのような人を必死に求めています。
これはなかなか変える事はできないので、特別魅力的でなければその仕事を無視するしかありません。努力をするだけ時間の無駄です。

タイで外国人向けの仕事をどのように探すか。

観光業
タイ経済において、観光業は大きな業界です。ツアーガイド等の仕事は、タイ人に限定されています。しかし、高級ホテルでの仕事等は、外国人でも応募することができます。特に、ホテルマネージメントの資格や経験者には、募集があります。

カスタマーサービス
言語をうまく使えるなら、コールセンターのように、カスターサービスやマーケティングの仕事を見つけることができます。このようなポジションには、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、ノルウェー語、ギリシャ語、ベルギー語、そしてポーランド語等のヨーロッパの言語を母国語とする人が求められています。中国語、日本語や韓国語などのアジア圏の言語を話す人もそのような仕事を見つけることができます。給与はあまり高くありませんが、顧客がいる国が日中であれば、夜中に働く必要があるかもしれません。仕事の内容によりますが、電話で頻繁に対応しなければいけないので、がっかりするかもしれません。そのような仕事のほとんどは、タイに滞在するための労働許可書とビザを出してくれますが、自分に十分な素質があると思うのなら、よく調べてみるべきです。

フィンテック
科学技術の分野で働いている外国人なら、機会は数多くあります。タイにあるコンピューター企業のオンラインジョブの殆どは、バンコクに集中しています。Linkedinは新しい仕事情報を即座に得る為には有効です。珍重される能力の中から、アンドロイドとiOSモバイルアプリケーションの開発、PHPバックエンドの開発、ウェブ開発バック・フロントエンドのJavascriptに注目します。

シニアソフトウェアもしくはバンコクのウェブデベロッパーの給与は100,000バーツ/月にもなります。タイの基準からすればとてもいい金額ですが、アメリカやイギリスで同じ仕事につく場合との比較にはなりません。しかし、ソフトウェアもしくはウェブデベロッパーのよい点は、仕事場所を選ばないことです。例えば、アメリカの会社で働いているなら、タイに移住しても継続できるかどうか検討することができます。労働許可はタイの会社で働く場合にのみ取得できるので、法律のよい面を利用して問題を回避する方法があります。

似たような選択肢は、ソフトウェアデベロッパーと独立したプログラマーになることです。ストレスと不安定さを感じながら観光ビザで働くのではなく、労働許可をとってタイで合法的に働くことができます。これはフリーランス業の自主自立を好み、労働許可と1年のビザを所有し、政府の健康援助を受け、資産がある人にとっては素晴らしい選択肢かつ、母国で高い税金を支払わずに住む安定した方法です。関連する学位と2年の経験もしくは最低でもある分野で5年の経験があれば、このプログラムを利用する為の労働許可の条件を満たしています。

ホテルマネージャー
関連する教育を受けており、ホテルマネージメントの経験があるのなら、バンコクの大型ホテルで働くことができます。プーケット、サムイその他のビーチの5つ星ホテルが魅力的かもしれません。

NGO
タイではNGO(非政府組織)の多くのポジションが可能です。殆どはバンコクもしくはチェンマイの仕事です。これらの仕事は一時的もしくは年数が決まった仕事であることが多いです。特別な能力や経験が必要なこともよくあり、数年間経験を積む必要があります。NGOのポジションを狙うなら、タイ語を使う事は有利な条件です。アメリカ人がこのような仕事の機会を探しているなら、USAidから始めることをお勧めします。開発アシスタントのポジションの経験があれば、タイや他の国のNGOでの特別なポジションにつく資格があります。現在タイでの開発アシスタントポジションが Devex.com job listingsで募集されています。

エンジニア
タイの大企業は、電気エンジニアもしくはメカニカルエンジニアのポジションを探しています。通常、初心者歓迎の仕事ではありません。タイ企業にとって、特別な需要がなければ、外国人エンジニアを採用するほどのことではありません。しかし、自称エンジニアの人生の新しい方向性を求めているのなら、タイでエンジニアの仕事につくにも悪い話ではありません。

多国籍企業
もし今大規模の多国籍企業で働いているのなら、バンコク支社で働く機会はあります。その場合には、タイに移住して働くよう求められます。給与は以前の国と変わりがないので、よい状況と言えるでしょう。コストパフォーマンスがよいかつタイの利点を活用できるので、生活費はもっと安いはずです。
現在そのような会社で働いていないのなら、教養と経験を生かしてタイを拠点にした仕事に挑戦することが可能です。

大使館/領事館スタッフ
タイの大使館や領事館には数多くの外国人がいます。タイでそのような仕事を求めているのなら、自分の国の大使館に仕事に関する詳細情報を求める事です。アメリカ人なら、アメリカに限らす世界中で政府系の仕事を掲載しているUSAJobs.govに相談するべきです。場所による検索をかけられるので、タイでどんな仕事があるのか探すのに役立ちます。そのような仕事はタイの水準からすれば給与が高いです。当然、経験と能力が必要ですが、あなたの分野でも可能な仕事ポジションがあります。現在の仕事に退屈していて変化を求めているなら、可能性を求めてみてはいかがですか?

財務担当重役
バンコクの大企業では財務・会計マネージャーのポジションがよくあいています。強い会計技術知識と技術が必要です。そのポジションを獲得できたなら、タイでの生活に十分以上の給与を得る事が出来ます。

通訳
通訳として雇用されるという可能性もあります。例えば、タイの多くの製造業などの日系企業は、タイ語と日本語を話す通訳者を必要としています。ほとんどは熱心に外国語を学んだタイ人にチャンスがありますが、タイ語と他の国の言語を使えるなら、通訳者としての仕事を探すのもいいかもしれません。